で、本題ですが、次のようなことをやりたかった訳です。
■Raspberry Pi 2を活用するのに、Volumioを入れて音楽サーバみたいな
ことをしたい
→これは比較的簡単です。ダウンロードしてSDカードに入れるだけ。
■上記のSDカードに音楽を入れてもいいけど、SDの容量は限られてるので
NASなり、ネットワーク上のPCなりの音楽を読み込んで再生したい。
■ドスパラのスティックPC「DG-STK3」を最近よく使っているので、
これとドッキングステーション「DG-STKLC」を組み合わせ、そのUSB
ポートに128GBのUSBメモリをぶっさし、これをNAS代わりにしよう!
→ここでハマる(-.-)
DG-STK3で試したところ、本体内蔵のeMMC、本体にスロットのあるmicroSD
については共有すればVolumioから読み込めました(マウントして曲をサーチ
できた)。一方でUSBポートにつないだメモリ、HDDについては、Windows
で共有の設定をしてもVolumioやAndroidから見えないんです。これは…
で、いろいろ調べた結果、これを可能にするのがWindowsの「仮想ハード
ディスク」機能。実はWindows7から使えたらしいですが、Windows10でも
ちゃんと使えます。
やり方は簡単、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピューターの
管理」と辿って、その中の「記憶領域」→「ディスクの管理」を選びます。

仮想ディスクを作成したいドライブをクリックしてメニューの「操作」→
「VHDの作成」を選択すれば、作成可能。簡単です♪。ただし、何点か
注意点
■VHDファイルを作成するドライブはNTFSでフォーマットされている
必要があります。
■VHDは要はファイルなので、でかいサイズの仮想ディスクを作成すると
それだけ長い時間かかります。
■例えば100GBのVHDを作ってそれをマウント&フォーマットし、そこに
大容量のファイル群をコピーするとなると、めちゃめちゃ時間かかります。
USB3.0とかに対応してたら速いかもしれませんが、ウチのはUSB2.0
なので、時間がかかりすぎて途中であきらめました。
→VHDは単なるファイルなので、別のPCで作成して、USBメモリにコピー
したのち、目的のPCでマウントすることも可能です。今回はノートPCの
HDD上に仮想ディスクファイルを作成し、ノートPCでマウント、
フォーマット、コピーのすべての作業を実施し、出来上がったファイルを
USBメモリにコピーしました(ま、100GBの1ファイルをコピーする
だけでも結構時間はかかりますけどね)
■VHDファイルは、電源切ったらマウントが解除されますので、電源投入時に
再度マウントする必要があります。これはWindowsのタスクを登録する
ことで自動的にマウント可能です。
http://siso-lab.net/yoga-book-vhd-auto-attach/
↑この辺りが参考になります。
これでVolumioからUSBメモリが見えて、NASのように使えます!